2016.5.14〜15 ツールドにし阿波

いよいよ過激で人気のイベントです。
クラスはA.B.C.SS の4クラスある。
SSは鬼脚なので、Cのチャンピオンコースで腕ならぬ脚だめし。Cコースはそれでも距離130km、峠3つを越える2644mの獲得標高である。

14日は昼前に友人一人と合流し、いつもの自転車ショップに立ち寄りいつもの仲間とワイワイしてから徳島県三好市阿波池田駅近くの「ふくや旅館」へ出発。明石大橋と鳴門大橋以外は下道です。
11時半頃出発し、昼飯を食べゆっくりと車を走らせても、5時前には旅館到着です。
時間は少し早いが隣のレストランでビール&ツマミ&オムライス、腹いっぱい!

15日当日は4時50分のアラームで目覚めた。今回はまずまず眠れる事が出来ました。
昨夜コンビニで買ったおにぎりとパン、飲むヨーグルトで簡単に朝食を済ませ、サイクルジャージに着替えていざ出発だ。

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受付を済ませ指定の無料駐車場で準備。

我々Cのチャレンジコースは7時スタートです。モデルでサイクリストの日向涼子さんなどの挨拶の後10人ずつスタート。我々2人は偶然ゼッケンNo.が022と023で3組目の同時スタートだった。ラッキー!
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スタート会場。

約30kmは国道32号を高知方面へ吉野川を上流に向って進む。この道は昨年も今年も四万十足摺ロングライド参加時に車で往復している道だ。今回はそこを自転車で走るのは何とも言えないいい気分だ。

さあ、いよいよ酷道で名高い国道439号へ入り京柱峠1123mへ向います。
このイベントは競争ではないが、ペースが合わなければ抜かしたり抜かされたりはあります。
峠を登っている時、3人組の後ろに付いたのだが、坂道斜度が上がった時にどうもペースが合わない。しばらく我慢したのだが、仕方なく3人組を一気にパスした。その時な私の後ろから、ウォー、が聞こえたような気がした。
後で確認すると、私と友人の間に1人いたらしくその方がウォーと言っていたらしい。なんか気持ちいいね!
ただ、頂上近くでは疲れが少しあったのと、まだまだ登りがあるので、登りながらの休憩をとる。要はゆっくり進むのだ。

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京柱峠1123mのチェックポイントで10分程度休み峠から下る。また、路面が悪い!道が狭い!だから危険だ。流石酷道439号。
エイドステーション到着。半田めんとから揚げと揚げアンパンで栄養補給する。

ここから少し平坦道を進み、いよいよ今回の最大の落合峠だ。12kmで950m登るのだが、実際走って見るとまあ大変。ガタガタ道に高斜度、1番はこの距離の間ズーッと登り。脚も気も休まるカ所が全くないのだ。
さらに、峠最後の頃、撮影班の車がピッタリ横付けで並走しながら手が届く所からカメラを回す。本人はしんどくってそれどころではない。まして狭い道、車は右側、私は左側、その左は崖で奈落です。登るのが精一杯で真っ直ぐ進むのは二の次状態。もう大変でした。

しかし、2つの峠を足をつく事なく一気登りができたのだが、何度か休む事が、頭をよぎるが、休めるばしがない事もあり登りきる事ができました。

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さすが1500m超え。ここからはウィンドウブレーカーを着て下る。1回目の下りと同じで、狭くて危険だ。中央ラインなどもちろんありません。対向に車が来ることを常に想定した走りが延々続く。脚は疲れないが気持は疲れる。

下りきるとまた少しの登りがある。ここで足に異常が、、、両方の内腿がつりそうに痛みが。友人に声を掛け一旦ストップして柔軟体操する。痛みは消え何とか走り出せた。原因は後日調査したい。

少しの登りの後今日1番の下りが始まる。
友人がブラインドコーナーから現れた車とあわやと言う場面があったのだが。幸い車はほぼ止まった状態、自転車はキープレフト状態だったので問題は全く無かった。

その後事故横を通る事になる。我々が通る時は救急車が来ており、サイクリストはストレッチャーに乗せられており、下半身を固定いているように見えた。たた、命に関わる事はなさそうでホッとした。

下り切り吉野川沿いの2つ目のエイドステーションに到着。麺と雑炊でホッとする。
後は川沿いに24kmだけだ。と思ったら風だ。自分は迎え風にはソコソコ自信があったはずが、全くダメ!ゴールまでずーと友人の後ろを風を避けながら進むのだった。
これでは6月の淡路島2周チャレンジに暗雲が。

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ゴールでは阿波踊りで盛り上がります。そしてマッサージもしてもらうことに。メッチャ気持ち良い。さらにお蕎麦とアイスクリームもいただく。

全体感想としては。

スタッフの献身的な対応にはすごく感謝しますし、お接待企画内容も良かった。エイドステーションの食べ物も参加費用を考えますと満足ある内容でした。

コースについては、登る峠はこのイベントのうたい文句通りにチャレンジシブで、次も、と思わせるものです。しかし、今回事故もあったように下り道に対する対策が良くない。このままだと毎回事故はあると思われます。なければただたまたまのラッキーなだけだと考えます。

さあ、次は淡路島イベント。2周にするか悩ましい。ゆっくり考えよう。